ディズニープラスを10倍楽しむ!
2020.09.03
MCUフェーズ別“推しヒーロー”目線で見る2週目からの楽しみ方ガイド
- <「SCREEN」9月号、ディズニープラス特集記事より>

今回はMCUを何度もお楽しみいただいている方や、また一気見したいと思っている方にピッタリのMCUフェーズ別“推しヒーロー”目線で見る2週目からの楽しみ方ガイドをご紹介します。2周目ならココに注目して観るべし!という作品を、ふたつの視点でピックアップ。また新たな発見を楽しめること間違いなしです!
今後のMCUへの伏線を感じさせる作品から絶対に見逃したくない必見ネタまでボリュームたっぷり。きっと今すぐ2周目鑑賞を始めたくなるはずです。
ここでは、すでにMCU作品を見ている前提で書いています(なので、ネタバレを含んだ内容となっています)。まだMCU作品を観たことがない方や、公開順や時系列順を知りたい方はこちらをご覧ください。
\MCUをまだ観たことがない方にはこちらがオススメ/
フェーズ1:『アイアンマン』~『アベンジャーズ』

MCUのブレイクスルー作品
おまけシーンには驚きの裏話が!『アベンジャーズ』(2012)

MCUブレイクのきっかけとなった作品です。エンド・クレジット後、ヒーローたちがシャワルマという料理を食べている脱力おまけシーンも話題になりました。このシーンよくみるとキャプテン・アメリカは頬杖ついています。実はこのシーン、撮影が一旦終了した後、公開直前に急遽追加撮影して作られたシーンです。この時キャプテン役のクリス・エヴァンズはポン・ジュノ監督の『スノーピアサー』の撮影に参加しており、役のため髭を伸ばしていました。そこで髭を特殊メイクで隠したため口を動かせなかったそうです。なお映画でチラ見せされるサノスは、まだジョッシュ・ブローリンが演じておらず、後のサノスと顔を見比べてみてください。
バトル終盤の無敵さにクギづけ!ハルク in『アベンジャーズ』

「ハルク」という別人格を内に秘めるパワー系ヒーローなブルースは、普段はおだやかで心優しい人格者。あのトニーが認める程の研究者でもあり、二人の楽しげな共同研究シーンは癒しタイム♡そしてハルクの見せ場は終盤、ロキを片手でビタンビタンに床に叩きつけ「チョロい神だ」と捨て台詞。“スマッシュ”を許されたハルクは無敵!
フェーズ2:『アイアンマン3』~『アントマン』

普段とはまた違った一面にキュン!アイアンマン in『アイアンマン3』

億万長者で皮肉屋の天才トニー。人を寄せ付けないように見えて実は寂しがりやでちょっと不器用なところも、かわいさしかない。本作では小学生と同じ目線で笑ったり怒ったり落ち込んだり、普段とは一味違う彼に会えちゃう。年齢は関係なく、その本質で接するトニーの良さが滲み出てる…!あとチャーミングな下睫毛は宇宙の宝♡
アクションシーンを要チェック!最新作『ブラック・ウィドウ』への繋がりも?
『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)

MCUの中でアクション映画としての完成度という意味では本作がピカイチでしょう。エレベーター内での戦いとかウィンター・ソルジャーとの肉弾戦等の素晴らしさをもう一度味わってください。さて本作でブラック・ウィドウがシールドを管理する国際委員会の女性役員に化けているシーンがありますがファンの間では後の『キャプテン・マーベル』に登場するエイリアン、スクラル人の変身能力をフューリーが取り入れていたのではないか、と言われています。本作でブラック・ウィドウがロシアのスパイだった時にウィンター・ソルジャー等にあっている等、彼女の過去がいくつか語られますが、もうすぐ公開の『ブラック・ウィドウ』につながる伏線が散りばめられているかも。
裏テーマは三つ巴の“キャップ争奪戦”!?
キャプテン・アメリカ in『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』

“アベンジャーズ”の精神的支柱&美尻担当キャップ。本作では死んだはずの親友バッキーと再会するも(だけどそのシチュエーションは複雑…)標的として狙われ、対テロ作戦部隊S.T.R.I.K.Eを率いるラムロウにも執着され、そこへ新たな親友サムも加わり…とある意味モテモテ。女性とはうまくいかないのに男性は引き寄せちゃうのもキャップの魅力♡
完璧じゃないところが一番ハッピー!
スター・ロード in『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』

お調子者でお人好しでちょっと間抜けなところもあるけど、完璧じゃないのが最高に魅力的!やる時はやる、お尋ね者チームの愛されリーダー。そしてあの言わずと知れた冒頭の懐メロでご機嫌なノリノリダンスシーンが最高♡見てるこっちまでハッピーな気持ちにしてくれる、それがどんな時でも人生を楽しむ天才スター・ロード!
\こちらもおすすめ/
矢を射るときの眼差しがたまらない
ホークアイ in『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』

「的を外せない男」ホークアイは、仲間のピンチを放っておけない兄貴肌。矢を射る際の物憂げなベビーフェイスドヤ顔がたまらない…!そんなホークアイ大活躍の本作!そしてファンお待ちかねのバトルシーン後半のノースリーブ!これが引き算の魔法かぁ…。戦闘シーンに冴え冴えのジョーク、鍛えられたむっちり美腕を存分に鑑賞だ!
愛娘もみんな大好きな愛されキャラ
アントマン in『アントマン』

ほかが規格外すぎて埋もれがちだけどスコットだって負けてない!潜入の天才、陽気で誰とでも仲良くなっちゃうお人好し愛されキャラ。愛娘のキャシーがパパ大好きっ子なのはもちろん、窃盗団の皆や、当初スコットを警戒していた元妻の婚約者さえもみ〜んなスコット大好き!一緒にお食事したりキャシーの動画を見たり、なにこの幸せな世界…!
フェーズ3:『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』~『アベンジャーズ/エンドゲーム』

実質『アベンジャーズ3』!? スパイダーマンの登場に注目
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)

ファンの中では本作は事実上の『アベンジャーズ3』だったと思います。プロデューサーによると、なぜアイアンマンがこの戦いにスパイダーマンを起用したかというと、戦いは避けられないとはいえキャプテン・アメリカたちを傷つけたくなかったので彼らの動きを“縛る”奴が欲しかったからだそうです。そういう意味で見直すとスパイダーマンがキャプテンに対し最初に仕掛けるアタックの意味がわかります。
近作『ブラック・ウィドウ』は本作のあとの彼女の運命を描く作品なので予習にはピッタリです。またMCUドラマ『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』には本作の事実上のヴィラン、ジモ(演/ダニエル・ブリュール)が再登場しますので、その準備のために見直してください。とても細かいネタですが、空港での戦いのブラックパンサーとホークアイことクリントのセリフの応酬にご注目。『アベンジャーズ/エンドゲーム』への伏線です(笑)
バトルシーンとのギャップにほっこり
ワンダ・マキシモフ&ヴィジョン in『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』

人体実験で能力を得たワンダと、人造人間のヴィジョン。生まれ変わって間もないヴィジョンは、普通の服を着たり料理してみたりと人間らしさの勉強中。落ち込むワンダのためにパプリカッシュに挑戦するもちょっぴり失敗、食べ物食べたこと無いから……と言い訳する姿がもう十分人間っぽい。そうして絆を深めてゆくふたりなのでした♡
マントまでも虜にさせる至高の魔術師
ドクター・ストレンジ in『ドクター・ストレンジ』

高慢で上から目線の元外科医な至高の魔術師降臨!冒頭、顔面どアップ(ご褒美シーン)から始まるという完璧なスタートダッシュ。ツンドラなあの性格だと友達できないんじゃ……と思いきや、ウォンとは仲良くやってて和み。あと、浮遊マントの懐きっぷりが凄い。涙も拭ってくれる健気さ。マントさん、そこちょっとだけ代わって…!
実は今後に繋がる伏線祭! パート3も待ち遠しい
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017)

ジェームズ・ガン監督によってパート3の製作もアナウンスされている人気シリーズ。シリアスな『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』みたいな作品とノリのいい『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』路線を同じ世界観における、というのがMCUの懐の深さですね。
MCUはこれから宇宙を舞台にした作品が増えるといわれており、そのベースとなりそうな伏線が本作に含まれています。まず来年公開が予定されているMCU超大作『エターナルズ』はセレスティアルズ(天上人)という神のような超宇宙的存在によって作られたスーパー種族ですが、このセレスティアルズは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』において
★惑星ノーウエアは、かつてセレスティアルズの一人だった存在の頭部が星として浮いている、という設定。
★コレクターがガーディアンズたちにインフィニティ・ストーンを説明するときのビジュアルに登場している。(顔面に6つのライトがついた仮面を被った巨人がセレスティアルズの一人)。
★『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』に登場するピーター・クィルの父エゴはセレスティアルズだった。
★『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』に登場する惑星ザンダー星のノバ軍はこの先MCUに登場する宇宙ヒーロー、ノバへの伏線、また『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』で誕生が予告されているアダムもマーベル・コミックではアダム・ウォーロックと呼ばれるスーパー人造人間であり、今後のMCUの活躍に期待!です。
コンビ感がたまらなくキュート!
ロケット・ラクーン&グルート in『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』

皮肉屋で手癖の悪いアライグマ(って言われると怒る)と木のヒューマノイド。ふたりは以前コンビで賞金稼ぎをしており、ロケットはグルートの言葉を唯一理解できる親友。本作の冒頭ダンスシーンはベビー・グルートが担当!戦闘中の仲間たちに構われまくりつつノリノリに踊る姿がキュートすぎて……MCUのキングオブ可愛いを君に♡
息ぴったりすぎて仲良しなのがバレバレ!
ソー&ロキ in『マイティ・ソー バトルロイヤル』

パワー系筋肉おばけのソー&謀略系いたずらっ子なロキ。豪快な風貌とは裏腹にガラスハートな兄に、繊細そうに見えて案外打たれ強い弟というギャップもイイ…! 3作目でのウルトラ可愛い兄弟コント「助けて!」では、幼い頃の力関係が垣間見えて…!(ロキどんまい!)息ぴったりなこのふたり、どう見ても仲よし兄弟♡
圧倒的な美で攻めまくる死の女神
ヘラ in『マイティ・ソー バトルロイヤル』

ソー&ロキ兄弟の前に現れた、恐怖で世界征服を目論むつよつよお姉ちゃんヘラ様…!登場時、ソーの愛槌ムジョルニアを片手で木っ端微塵にしちゃうお姉ちゃん!独創的なファッションも優雅に着こなすお姉ちゃん!彼女が歩いてるだけでそこがランウェイに。画面にいるだけで目が幸せなその圧倒的美しさは正真正銘の女神!
ここから始まるティ・チャラの成長物語
ブラックパンサー in『ブラックパンサー』

漆黒のピタピタスーツがスマートなブラックパンサーことティ・チャラ。その素顔は超文明国家ワカンダの若き国王!まだ覚悟ができないうちに王位を引き継ぐことになった彼の成長を見守るのも楽しみのひとつ。お坊ちゃま育ちゆえの純粋さも母性本能をくすぐられまくりで、彼の周りに女性が多いのもなんだか納得!ワカンダ移住権ください…
トニー大好き!健気な忠犬っぷりが尊すぎ
スパイダーマン in『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』

アベンジャーズ最年少の愛されキャラ。好奇心旺盛&非常に優秀な頭脳の持ち主で、トニーの大ファン!トニーを追いかけ宇宙まで来ちゃう忠犬っぷり。トニーがストレンジのマントに主人思いと言うと、「主人思いなら…」と名乗りを上げるわんこピーター。トニーもハッピーも我々も、彼の健気なわんこっぷりにメロメロ♡
スクラル人の変身能力!あの少女が今後の作品に登場
『キャプテン・マーベル』(2019)

パート2も決まった本作。本作でニック・フューリーが「自分は三角にきったトーストが嫌いだ」とちょっと?なこと言うのですが、後の映画で変身能力を持つスクラル人が時々フューリーに化けて役割を代行している、みたいなことが描かれます。このパターンが後のMCUにも適用されるなら、このフューリーが本物かスクラル人か?を見極める伏線として登場したセリフかもしれません。(これを頭に入れて『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』を見返すと面白いことに気づきます。笑)この映画に登場する少女モニカ・ランボーに注目。彼女が成人になったという設定でMCUドラマ『ワンダヴィジョン』に登場するそうです。
エピック・バトルに滾る!女性ヒーロー集結も必見
『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)

MCUファンにとってはキャプテン・アメリカの「アベンジャーズ・アッセンブル」というかけ声と共に始まるエピック・バトルを見届けるために、ずっと今までの作品を観続けてきたと言っても過言ではありません。
最後の決戦時にスパイダーマンことピーターのまわりにキャプテン・マーベルを中心とする女性ヒーローたちが集結するシーンがありますね。マーベル・コミックには女性ヒーローだけで構成されたアベンジャーズともいうべきA-FORCEというシリーズがあります。いずれA-FORCEがMCUに登場することの伏線かもしれません。またオコエがブラック・ウィドウに状況報告するシーンで「海底地震があった。海底のことだから構わない方がいい」というようなセリフを(ちょっと唐突に)言います。マーベル・コミックには海底王国アトランティスの王で海の超人ネイモアというキャラがいます。これはネイモアの存在を示唆、そしてMCUにネイモア登場の伏線ではないかと言われているのです。
強くて美しい“アベンジャーズ”のアネゴ!
ブラック・ウィドウ in『アベンジャーズ/エンドゲーム』

大切な家族“アベンジャーズ”のやんちゃボーイズを優しく見守るみんなのアネゴ!ロシア生まれの超一流スパイという設定からして、すでにカッコよさが限界突破。孤独だった彼女が仲間を想いひとり涙するシーンはもらい泣き必至…!(そしてキャップに邪魔される。笑)守る為に戦える様になった彼女の強く美しい姿をしかと目に焼き付けよう!
奥が深いMCU作品。2週目、3週目を楽しむならディズニープラスで
いかがだったでしょうか?
MCUはちょっとしたセリフやさりげなく登場する人物、小道具が後々の大きな伏線になります。こうした視点で「あ、これは怪しい」とアンテナをはりながら、MCUを見直してみるのもいいでしょう。フェーズ4のオリジナルドラマシリーズもディズニープラスにて独占配信決定。激しいアクションが見どころになる『マーベル ファルコン&ウィンター・ソルジャー』や初のシットコム形式で展開される『マーベル ワンダヴィジョン』。さらに『マーベル ロキ』など続報にご期待ください。
ディズニープラスでは、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品が見放題!何度も繰り返し観たり、イッキミして観たりと楽しみ方は色々。MCUを観たくなったらディズニープラスにGO!

ディズニープラスとは
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