2020.10.09

『スター・ウォーズ／フォースの覚醒』特集！あらすじ／登場人物を紹介

40年以上にわたって世界中から熱狂的に支持されてきたスター・ウォーズシリーズは、2019年12月に公開されたエピソード9『スター・ウォーズ／スカイウォーカーの夜明け』で完結を迎えました。今回は『スター・ウォーズ／フォースの覚醒』のあらすじや登場人物を大特集！映画や関連動画も見放題のディズニープラスでスター・ウォーズの世界に浸りましょう。

『スター・ウォーズ／フォースの覚醒』とは？

善と悪、光と闇を壮大なスケールで描いてきた『スター・ウォーズ』シリーズ。今回ご紹介するエピソード7『スター・ウォーズ／フォースの覚醒』（2015年公開）は、最新作エピソード9に続く“続三部作”と呼ばれる新シリーズの第1作目。本作が初登場となる主人公レイと、悪のカイロ・レンを軸に描く、フォースを巡る新たな物語の幕開けとなるエピソードです。制作を担当するのは、巨匠ジョージ・ルーカスの才能を受け継いだ精鋭たち。監督・脚本は、自らも『スター・ウォーズ』シリーズを熱愛してきたと語るJ.J.エイブラムス。脚本は『エピソード5／帝国の逆襲』、『エピソード6／ジェダイの帰還』のローレンス・カスダンが担当。そして音楽は、誰もが知る、あの胸躍るテーマ曲を生み出した名匠ジョン・ウィリアムズが務めています。

＜目次＞
『スター・ウォーズ／フォースの覚醒』あらすじ
『スター・ウォーズ／フォースの覚醒』キャラクター・登場人物
『スター・ウォーズ／フォースの覚醒』トリビア

過去作品との関連は？

「スター・ウォーズ」シリーズの本編は、全9作品。9つある作品は3作品（3つのエピソード）ごとに大きなストーリーを描く、いわばグループとして扱われていて、それぞれ公開順に“旧三部作”“新三部作”“続三部作”と呼ばれています。
『スター・ウォーズ／スカイウォーカーの夜明け』はエピソード7から始まった続三部作から続く物語。「これまでシリーズを観たことがない」という方でも、まずはエピソード7『スター・ウォーズ／フォースの覚醒』と、エピソード8『スター・ウォーズ／最後のジェダイ』を押さえておけば大丈夫！……とは言いつつ、シリーズの世界をじっくり堪能するなら、やはりこれまでの作品を通してぜひご覧いただきたいところ。

ディズニープラスなら『スター・ウォーズ／スカイウォーカーの夜明け』をはじめ、旧三部作や新三部作のシリーズ本編、さらにスピンオフ作品やアニメーション作品、特別インタビューなども含めてすべて見放題！ 大充実の関連動画が、お好きなタイミングでいつでも、何度でも視聴できます。
見る順番に迷う方のために、公開順や時系列順、1day一気見コースなど、各エピソードのあらすじとともに観る順番のオススメを特集しています。ぜひチェックしてみてください。

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『スター・ウォーズ／フォースの覚醒』あらすじ

エピソード7『スター・ウォーズ／フォースの覚醒』の始まりは、ルーク・スカイウォーカーとダース・ベイダーの対決“エンドアの戦い”が描かれたエピソード6から30年後。砂漠の惑星ジャクーで家族の帰りを待ち続ける孤独な女性レイは、砂漠をさまよっていた謎のドロイドBB-8と、ワケありの事情を抱えたフィンに出会い、運命が一変する。
BB-8を持ち主の元へ届けるため宇宙に繰り出したレイたちは、ハン・ソロ、チューバッカとの出会いを経てレジスタンスに加わることに。

一方、帝国軍の残党で組織されたカイロ・レン率いるファースト・オーダーは、消えたとされる最後のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーの行方を追っていた。
カギを握るのは、消えたドロイド。その行方を追う中でカイロ・レンは強大なフォースの感能力を持つレイに出会う。
フォースを通じて奇妙な繋がりを感じ取る2人。消えたルーク・スカイウォーカーの行方。そして、ファースト・オーダーとレジスタンスによる銀河系の命運をかけた戦い。
映画を超えた史上空前のエンターテイメント『スター・ウォーズ』の、フォースを巡る新たなる伝説が幕を開ける――。

『スター・ウォーズ／フォースの覚醒』主要キャラクター・登場人物たち

シリーズ初の女性主人公レイをはじめ、エピソード7の主要な登場人物、キャラクターたちをご紹介します。ここではご紹介していませんが、エピソード7には旧三部作（エピソード4～6）の主人公であるルーク・スカイウォーカーや、大人気キャラクターC-3PO、R2-D2も登場していますので、昔からのファンの方も見逃せませんよ！

レイ

エピソード7から始まる新たな物語をつむぐ、シリーズ初の女性主人公。砂漠の惑星ジャクーで、自分を置き去りにした家族がいつか迎えに来てくれることを待ちながら、廃船のパーツを集める廃品回収業を営み、孤独にたくましく生きていました。
1人で生き延びるため、タフな精神と高い操縦の技術を身につけ、機械やトラブルに強いレイ。ドロイドBB-8とフィンに遭遇したことからジャクーを脱出することになり、訪れた惑星タコダナで、スカイウォーカーのライトセーバーに導かれて眠っていたフォースが目覚めます。レイア・オーガナ率いるレジスタンスの一員となり、銀河を二分する戦いに身を置くことになった彼女がつかむ未来とは……？
潔くタフでありながらも繊細な心を持ち、思いやりと正義感にあふれるレイを力強く演じるのは、イギリス出身の女優デイジー・リドリー。『スター・ウォーズ』シリーズのヒロインに大抜擢されたことで、一躍トップスターの仲間入りを果たしました。

カイロ・レン

赤い十字型のライトセーバーを操る、強力なフォースを持つファースト・オーダーの戦士。元の名をベン・ソロといい、実はレジスタンスのレイア将軍とハン・ソロの息子です。かつてジェダイ・マスターであるルーク・スカイウォーカーの弟子だった彼は、ある出来事からフォースの暗黒面に誘惑され、ルーク・スカイウォーカーを隠遁生活に追いやった後にファースト・オーダーの最高指導者スノークの弟子に。祖父にあたるシスの暗黒卿ダース・ベイダーを崇拝しており、その遺志を継ぐべく、ジェダイの全滅を図ってルーク・スカイウォーカーの居場所を探しています。
手段のためには目的を選ばない冷酷な性格で、普段は落ち着いた印象の物腰を見せるものの、自分を引き戻そうとするフォースのライトサイドの力に抗っており精神状態は不安定な様子。スノークから新たなジェダイが生まれることを示唆されて焦りを覚える中、強大なフォースの感能力を持つレイとの不思議なつながりを感じ取ります。

カイロ・レンを務めるのは、アメリカ・サンディエゴ出身の俳優アダム・ドライバー。己と葛藤しながら、時に感情を爆発させる激しい一面を見せるカイロという難しい役どころを見事に演じています。

フィン

ファースト・オーダーに仕えるストーム・トルーパーの一員でありながら、そのあり方に疑問を持ち、基地に捉えられていたポー・ダメロンの脱走をサポート。ポーとはぐれた後、レイとBB-8に出会い行動をともにすることになります。自身の自由を手に入れるべく、一度はレジスタンスの一員となることを拒もうとしますが、良心に従い戦い続けることを決意。ジェダイの素質がある役どころとしては描かれていないのですが、作中でファースト・オーダーの基地へ乗り込んだ際、フォースを操りライトセーバーでカイロ・レンと激しい戦いを繰り広げています。彼の正体やいかに……？
ストーム・トルーパー時代はFN-2187という名前でしたが、ポーからフィンという呼び名を与えられ気に入っている様子。フィンのかつての名前であるFN-2187という数字は、過去作品でも重要なシーンで使用されていた数字なんです。ぜひ過去作品で見返してみてくださいね。

激しい戦いに恐怖を感じながらも良心に目覚め、果敢に立ち向かっていくフィンを演じるのは、イギリス出身の若き名優ジョン・ボイエガです。

ポー・ダメロン

レジスタンスの戦闘機中隊を率いる中佐ポー・ダメロン。物語の冒頭、惑星ジャクーでルーク・スカイウォーカーの所在を示す地図データを入手したところ、ファースト・オーダーの襲撃に遭ってしまいます。とっさにドロイドのBB-8にデータを託して逃すものの、ポー自身はとらわれの身に。カイロ・レンから容赦ない尋問を受けていましたが、フィン（当時の名はFN-2187）に助けられ、宇宙戦闘機を盗んでともに脱走。フィンとはぐれた後はレジスタンスの基地へ戻り、タコダナで窮地に陥るレイたちを救い出します。
戦士としては、戦闘機Xウイングをすぐれた操縦技術で乗りこなす名パイロット。基本的に気のいい性格でレイア将軍からの信頼も厚いのですが、向こう見ずで頑固な一面も。

戦隊を率いるリーダーとして成長していく、勇敢なポーを演じるのはグアテマラ出身の俳優オスカー・アイザックです。

BB-8

BB-8（ビービーエイト）はエピソード7で新たに登場したボール型のドロイド。
ポー・ダメロンから物語の重要なカギを握る情報＝ルーク・スカイウォーカーの所在を示す地図を託され、逃げ延びた先でレイと出会います。与えられた任務に一生懸命がほほえましい。旧三部作から引き続き登場するドロイド、C-3PO（シースリーピーオー）、R2-D2（アールツーディーツー）とともに、シリーズを象徴するマスコットとして高い人気を誇ります。

キャプテン・ファズマ

グウェンドリン・クリスティー演じるキャプテン・ファズマは、ファースト・オーダーの邪悪な女戦士。ストーム・トルーパーたちを束ねる司令官を任されています。カイロ・レンと対等に会話できる立場の1人であることから、戦士としての資質は相当なもののよう。常に重厚に輝くアーマーに身を包み、レーザー兵器ブラスターを携えています。

ハン・ソロ

エピソード6で描かれたエンドアの戦いの後、反乱軍の英雄となったハン・ソロ。レイア・オーガナとの間に一人息子のベン・ソロ（後のカイロ・レン）をもうけますが、ベンがフォースのダークサイドに堕ちたことをきっかけに、レイアとの関係も破綻。長年の相棒チューバッカとともに昔商売をしていた密輸業に戻っていました。
ある時、かつての愛機であるミレニアム・ファルコンを見つけたことから、中に搭乗していたレイたちと出会い、運命に導かれるように再びレジスタンスの元へ。レイアと再会し、任務に向かったファースト・オーダーの基地で息子と対面するのですが……。

エピソード7ではミドル世代となり、ますます魅力が増したハン・ソロ。シリーズの中でも人気が高い彼の役は、旧三部作から名優ハリソン・フォードが続投しています。この情報が発表された時には、長年のファンを大いに喜ばせて大きなニュースとなりました。

レイア・オーガナ

かつて反乱同盟軍のリーダーの1人として銀河の偉大な英雄となったプリンセス。ダース・ベイダー（アナキン・スカイウォーカー）の娘にして、ルーク・スカイウォーカーの双子の妹です。私生活でさまざまな不幸に見舞われ、新共和国で政治家としても挫折を味わった彼女は、しかし確固たる信念を胸に正義を貫こうと奮闘。エピソード7ではファースト・オーダーに対抗するレジスタンスを立ち上げ、将軍として采配を振るいながら、ジェダイ・マスターであるルーク・スカイウォーカーの居場所を探しています。

レイア・オーガナ役は、ハン・ソロを演じるハリソン・フォード同様、旧三部作から引き続きキャリー・フィッシャーが続投しています。ハン・ソロとの久しぶりの再会の際に見せる切ない表情は、胸にグッとくる注目ポイントです。

マズ・カナタ

惑星タコダナにある古城で1000年以上も酒場を営んでおり、ハン・ソロとは旧知の仲。ざっくばらんな性格で地下組織に精通し、これまで自身が持つコネや情報で大勢の旧友を助けてきた女海賊です。ハン・ソロはマズ・カナタを「気難しい」と評していますが、フォースと強いつながりを持っており、助けを求めて訪れたレイやフィンを気にかけている様子。短い登場シーンながらも重要な役どころを担います。
マズ・カナタ役を務めるのはアメリカを拠点に活躍する女優ルピタ・ニョンゴです。

あなたは知っている？『スター・ウォーズ／フォースの覚醒』トリビア

知っていれば、きっともっと楽しめる！ 劇中では語られなかった、『スター・ウォーズ／フォースの覚醒』のちょっとしたトリビアを集めました。

レイが住む惑星は帝国軍の終焉の場だった

エピソード7の主人公レイが暮らすのは、ジャクーという名の砂漠の惑星。レイは砂漠に置き捨てられた宇宙船の部品からハイテク機器を持ち出し、廃品業を営んで生きていました。
さて、なぜジャクーに多くの古い宇宙船が存在していたのでしょうか？ それは昔、帝国軍と反乱同盟軍の戦争が終結した場所だからなのです。約30年前、エンドアの戦いで反乱同盟軍が勝利を収めた後、さまざまな惑星で人々が立ち上がり帝国軍の支配権を奪うべく戦いを繰り広げました。そして、帝国軍と反乱同盟軍の最後の戦いとなった場所こそ、レイが暮らすことになるジャクーだったのです。戦いの際に数多くの戦艦が墜落し、ジャクーは宇宙船の墓場に。いつしか廃品回収業が盛んな惑星となっていたのでした。

どうしてレイは宇宙船の操縦技術に長けていたのか？

BB-8とフェンに出会い、ファースト・オーダーから逃れるためにジャクーを離れることになったレイ。偶然見つけた古い宇宙船（実はハン・ソロのミレニアム・ファルコン）を、パイロットでもないのに見事に操縦して見せます。なぜそんなことができたのでしょうか？
レイがジャクーで住居にしていたのは、置き捨てられていた古い宇宙船の1つ。旧三部作をご覧になった方にはおなじみ、帝国軍の4足歩行兵器AT-ATです。この中に、フライトシミュレーションができる古いYウイングのコンピュータがあったんです。レイが食事を準備するシーンでチラッと出てきますよ。

このシーンにあの人が!? 意外な出演者たち

エピソード7では、意外な出演者たちがカメオ出演（大物タレントや作品関係者がチョイ役で出演すること）を果たしています。

・ドゥークー伯爵を演じた俳優の親戚が、レジスタンスの一員に
新三部作において、ダークサイドの重要人物として登場していたシス卿、ドゥークー伯爵。そのドゥークー伯爵を演じた俳優クリストファー・リーの姪がエピソード7に登場しています。レジスタンスの軍医として負傷したチューバッカを手当する軍医にご注目ください。彼女の名はドクター・カロニア（ハリエット・ウォルター）。内科・外科を専門とする、腕のいい医師です。

・レイア役キャリー・フィッシャーの娘が母のすぐそばに
物語の中心人物、レイア・オーガナ。レイアを演じる女優キャリー・フィッシャーの娘もカメオ出演し、母娘共演を果たしています。レジスタンスの基地でポー・ダメロンがレイアにフィンを紹介する場面。レイアの左後ろに控える女性、コニックス中尉（ビリー・ロード）がまさにその人です。たしかに雰囲気が似ている……かも!?

・シリーズファンにはたまらない！ 2人のオビ＝ワン・ケノービが声で出演
レイがフォースに目覚めるシーンで聞こえる男性の声。この声の主は、エピソード1～6で絶大な存在感を放ったオビ＝ワン・ケノービです。ケノービ役は、エピソード4～6（旧三部作）ではアレック・ギネスが、エピソード1～3（新三部作）ではユアン・マクレガーが演じ、それぞれ物語の軸となるアナキン・スカイウォーカー、ルーク・スカイウォーカーの師としてジェダイへと導きました。本作ではその“2世代”にわたるオビ＝ワン・ケノービが声で共演を果たし、レイに未来を語りかけているのです。

スカイウォーカー家の壮大なサーガがディズニープラスに勢ぞろい！

国内興収73億円、観客動員数484万人を記録する大ヒットした『スター・ウォーズ／スカイウォーカーの夜明け』。物語は完結し、伝説は永遠に。ディズニープラスでは、全9作品のシリーズ本編がすべて見放題です。

さらに、スター・ウォーズ初の実写ドラマ『マンダロリアン』がディズニープラスで配信中。スター・ウォーズの勢いはまだまだ止まらない！シリーズ関連作品をディズニープラスで存分にお楽しみください。