『ガンニバル』シーズン2はディズニープラスで独占配信中!本作は全8話のうち第6話までがすでに配信されており、物語の完結までついにラスト2週を残す最高潮の盛り上がりを見せている。日本のディズニープラス配信開始から100万時間視聴を過去最速となる9日間で達成した作品として記録的な反響が届く中、劇中、絶対的な権力で供花村を支配する後藤家キャストが集結した試写会イベントが4月11日(金)に行われた。

後藤家キャストとファンが集結する『ガンニバル』試写会イベントを実施!後藤家愛に溢れるトークでイベントは大盛り上がり!
登場したのは、後藤家の現当主として一族の繁栄を大事にしつつも村の因習に疑問を抱く後藤恵介を演じた笠松将、優しい性格で兄を慕う恵介の弟・洋介を演じた杉田雷麟、さらに、好戦的で恵介の幼馴染・岩男とよく一緒に行動を共にしている真を演じた米本学仁、恵介の幼馴染で後藤家ムードメーカー・龍二を演じた中村祐太郎、先代の当主として後藤家を今の地位に押し上げた後藤銀の若き頃を演じた恒松祐里だ。
劇中、圧倒的な権力を持って供花村を支配するクセ強キャラを演じた彼らとともに、場内には、自称・後藤家を宣言する熱烈な作品ファンが会場を埋め、後藤家集結と言える熱気高まる雰囲気に。それだけでなく、供花村観光大使への就任が発表されたばかりのかまいたち・山内健司も特別ゲスト兼MCとしてイベントに参戦し、完結まで残り2話という作品のクライマックスを盛り上げる後藤家一族集結試写会が開催された。
イベントの模様を下記よりご紹介します。
まず登場したのは、供花村観光大使のかまいたち山内。観光大使らしく、挨拶をしながら、観客に名刺を配り始める!山内が登場することを知らなかったお客さんが驚いた様子。山内から観客に向けて、「皆さんは後藤家好きですか?」と問いかけると、会場からは「大好きー」という声にあふれたが、すかさず、「後藤家が好きって、みなさん相当やばいですよ」とツッコミ、会場を沸かせた。

山内の呼び込みで後藤家のキャスト陣が登場すると、会場は拍手で迎えた。後藤家の当主・恵介役の笠松から「今日は集まっていただきありがとうございます」と始まり、杉田は「銃も持ってない」と野蛮な後藤家だが、銃を持ってきてないことを主張し、序盤から笑いを誘った。さらに、供花村観光大使を務める山内に米本は真顔で「後藤にまだ挨拶がなかったんじゃないか」と劇中さながらの迫力で後藤家の怖さが垣間見えた。
ガンニバルが100万時間視聴を突破の大ヒット!反響や撮影の裏話を明かす

日本のディズニープラス史上最速で100万時間視聴を突破し、いよいよラスト2話を残すのみとなった本作だが、その反響について笠松に聞くと、「僕には正直そんなになくて、優ちゃん(中村)は耳鼻科で声かけられた」と中村が生活範囲内でかなり声をかけられて喜んでいたことを明かした。

続いて恒松は「SNSに『木から飛び降りて村人を鎌でやるシーンがカッコよかった。』や『妖艶という言葉は恒松さんのためにある』と書いてくださった方がいたんです」と嬉しい驚きがあったことを明かした。山内からその木から飛び降りたシーンの撮影について聞かれると、「カメラとの調整もあって何度か撮影したのですが、楽しかったです」と撮影の裏話を教えてくれた。

演じたキャラクターへの想いを語る!笠松「恵介は日本映画史に残る最難関キャラクター」
笠松は、少しずつ真実が明らかになっていく物語の中で、葛藤と苦悩を滲ませていく恵介役について「日本映画史に残る最難関キャラクターだと思う。すごく難しかったけど、この片山組のチームだからこそ信頼してやれた。」と演じる上での難しさを語ると、作品の大ファンでもある山内は「自分の正義と後藤家の正義が違ったりもするけど、セリフであまり表せないところが葛藤なんだろうと、僕はしっかり見ています!」と興奮気味に語り大絶賛!

恵介の弟で兄を慕う優しい性格という、後藤家の中でも珍しい役柄であった杉田は「後藤家で唯一心が優しく、一番まともで、後藤家でもそうでなくても誰も死んでほしくないという思いがあって、いろんな壁にぶつかりながら超えていくようなキャラクターでした」と劇中の洋介の葛藤を抱えたキャラクターだと明かし、山内は「後藤理(さだむ)が出てくることで、後藤家を裏切ることができない緊張感があり、さらに洋介の葛藤が深まっていることが伝わってきました。」と細かく見ていると『ガンニバル』好きを熱く語った。

オールバックがトレードマークの屈強な男、真(まこと)を演じた米本は「シーズン1から通してブレずに後藤LOVEを貫いているキャラクターで、恵介は一般的な目線ではシーズン2から人間らしさが出てくるけど、真の目線で言えば、家畜になり下がったという感覚でいました」とシーズン1から2への変化について語った。後藤家のムードメーカー的存在でもあった龍二を演じた中村は「友人と言えど、龍二は(恵介の)ブレーンです」と話すと、笠松が「俺の(ブレーン)?」と違うと言わんばかりに答え、笑いを誘った。

後藤家の前当主であり、現在の供花村の呪いの原点である若き日の後藤銀を演じた恒松は「見ての通り大変でした。銀がどうやってここまで来たのかは原作により深く書かれているので、そこも見ていただけるとより銀の理解度も深まるのかなと思います。本当に壮絶な役で大変でした。どうして銀がああなってしまったのかというと、村の呪いのせいなので、銀だけのせいではないということは皆さんに思っていただきたいです。」と明かした。
そんな強い絆で結ばれる後藤家メンバーは撮影以外でも仲が良く、笠松は「男性陣とは打ち上げとかではなく、撮影が終わってからも各々とよく食事に行ってるんです。」と、供花村で見せる印象とは違う後藤家メンバーの貴重な姿があったことを教えてくれた。

クセが強い後藤家キャストの“狂気の一線を越える”出来事とは?
トークが盛り上がる中、作中では一族のためなら狂気の一線を超える!という後藤家が集結したということで、〈それぞれがこのためなら狂気の一線を越えてやる!〉というものを発表!!笠松は「平穏な生活を守るため」と明かし、杉田は「部外者に知ったような口ぶりで仲間の悪口を言われたとき」と発表。米本は「長崎ちゃんぽん」と発表し、深夜にテレビを見ておいしそうだなと思って、長崎に大阪から2日かけてバイクで行ったという仰天エピソードを披露すると、「真よりやばいやついた」と山内にツッコまれ、会場を沸かした。

続いて、中村が「創作事を邪魔されたとき」と語り、恒松は「ピンク」と答え、「ピンク色が大好きで、全身ピンクで現場に入っている」と男性陣とは打って変わってかわいらしいコメントを披露。強烈な後藤家を演じたメンバーたちの、個性豊かなエピソードが披露された。

最後に、後藤家を代表して当主の後藤恵介役を演じた笠松が「ここまで一緒に追いかけてくれてありがとうございます。ここからもっと面白くなります。」と作品の視聴者への感謝の気持ちを伝え、恒松は「銀が作ってしまった供花村の呪いがどのような結末を迎えるのか。新たな当主・恵介が憎しみの連鎖をどう断ち切るのか注目していただけたらと思います。」と作品の想いを熱く語り、後藤家一族が集結した特別な試写会イベントは大盛り上がりの中、幕を閉じた。
試写会後にアフタートークも実施!笠松が熱い気持ちを吐露し、思わず涙も

イベント後、第7話の最速上映が行われた後には、笠松将、杉田雷麟、米本学仁、中村祐太郎、澤井一希、大塚ヒロタ、須森隆文、林田直樹、久野みずき、岩瀬亮、岡村英樹ら合計11名が登場し、アフタートークと題して、後藤家ファンとのひとときを過ごした。
撮影時の裏話や作品、キャラクターへの想いを各々語るなど、熱いトークが展開されたが、最後に「正直、僕たちってスターではないんです。だけど一人一人が意思を持っていて、信念をもってやっていて、そういう人たちと仕事ができることは本当になくて…嬉しくて」と熱い想いから涙があふれると続けて、「大切な作品だし、経験だったし、ここにいるみんなが、“あいつガンニバルに出てたんだぜ”と言われるスーパースターにいつかなってほしいな、みんなに知ってほしいと思って、このアフタートークを開きました」と笠松自身がこの会を主催したことを語った。

さらに、「だから後藤家で最後に公式にかっこいい写真をとってほしいなと」言うと、もらい泣きした観客から温かい笑いがあふれ、イベントが幕を閉じた。

ドラマ『ガンニバル』シーズン2作品情報

“この村では、人が喰われるらしい―”
美しい村がひた隠しにしてきた恐ろしい噂。その真相に警察官・阿川大悟が迫る中、
村の秘密を守ろうとする後藤家がついに一線を越え、警官隊と衝突する。
後藤家との狂乱の戦いに自ら身を投じていく大悟は、真相を暴くことができるのか?
全ての鍵は、呪われた一族・後藤家の過去にあった…。
あなたの常識が、喰われる―閉ざされた村がひた隠してきた驚愕の真実が、今すべて明かされる。
■原作:『ガンニバル』二宮正明(日本文芸社刊)
■監督:片山慎三、佐野隆英、大庭功睦
■脚本:大江崇允、廣原暁
■プロデューサー:山本晃久、半田健
■アソシエイトプロデューサー:山本礼二
■出演:柳楽優弥、笠松 将、吉岡里帆、高杉真宙、北 香那、杉田雷麟、山下リオ、田中俊介、志水心音、
吉原光夫、中島 歩、岩瀬 亮、松浦祐也、永田崇人、ジン・デヨン、六角精児、
恒松祐里、倉 悠貴、福島リラ、谷中 敦、テイ龍進、豊原功補、
矢柴俊博、河井⻘葉、赤堀雅秋、二階堂智、大鷹明良、利重 剛、中村梅雀、
橋爪 功、倍賞美津子
■話数:全8話