公開日：2023.11.24 / 最終更新日：2024.01.10

『ノートルダムの鐘』あらすじやキャラクターを紹介！アラン・メンケンによる曲や関連作品をディズニープラスで楽しもう

文豪ヴィクトル・ユーゴー原作の小説「ノートルダム・ド・パリ（Notre-Dame de Paris）」に想を得た1996年公開のディズニー・アニメーション映画『ノートルダムの鐘』。人々の心の闇と光が表現されている本作は、個性あふれるキャラクター、アカデミー賞®ノミネートの胸を打つ音楽と息をのむ美しい映像で今も多くの方に愛されています。劇団四季のミュージカル公演でも大人気の演目です。
そこで今回は『ノートルダムの鐘』のあらすじやキャラクター、吹き替え声優そしてアラン・メンケンによる曲の魅力をご紹介します。ぜひディズニープラスでの見放題配信をお楽しみください。

目次

• 『ノートルダムの鐘』あらすじ
• キャラクターと日本語吹き替え声優
• アラン・メンケンによる楽曲
• ディズニープラスで配信中の関連作品

『ノートルダムの鐘』あらすじ

・あらすじ・
舞台は中世のパリ。空高くそびえ立つノートルダム大聖堂の鐘楼に、カジモドという心優しい鐘つき男がひとりぼっちで暮らしていました。冷酷な判事フロローに育てられた彼は鐘楼の外へ出ることを許されず、いつも塔の上から街を眺めては自由を夢見ていました。そして、年に一度の“道化の祭り”の日、愉快な石像ガーゴイルたちに励まされ、ついに塔を抜け出します。生まれて初めての華やかな世界。カジモドは自由を愛し強く生きるジプシーの娘エスメラルダと出会い、初めて友情を知り、そして自らの運命を変えてしまうような冒険に引き込まれていくのです。

『ノートルダムの鐘』

『ノートルダムの鐘』に登場する魅力的なキャラクターと日本語吹き替え声優

外の世界に憧れを抱く、鐘つき男 カジモド

赤ん坊の時にジプシーの母親を奪われ、フロロー判事に育てられたカジモドは、その醜さゆえにノートルダム大聖堂の鐘楼に閉じ込められ、鐘つきを仕事にしています。友だちはガーゴイルと呼ばれる石像のユーゴ、ヴィクトル、ラヴァーンの3人組だけ。外出を禁じられており、外の世界にあこがれを抱いています。道化の祭りの日、カジモドはフロローの命令に背いて中世のパリの街にでかけます。そこで美しいジプシーの娘エスメラルダに出会い、初めての恋をするのです。
心優しいカジモドの日本語吹き替え声優は、ミュージカルからドラマまで幅広い作品で活躍されている石丸幹二さんです。カジモドの外の世界への憧れ、そして揺れ動く感情を繊細に表現しています。

冷酷なパリの判事 クロード・フロロー

ディズニーの歴史において、もっとも残酷でもっともずる賢いヴィランとして知られる、『ノートルダムの鐘』のクロード・フロロー。ジプシーであるカジモドの母親を殺し、カジモドも殺そうとするが司祭に止められたことで、カジモドを渋々ながら世話をしています。ジプシーを目の敵にしており、その決断は冷酷でパリを火の海に変えてしまうほどの恐ろしさ。エスメラルダに恋をしてしまったことが誤算でしょうか。
フロローの吹き替えは台詞を劇団四季創立メンバーの1人である日下武史さんが、歌唱を劇団四季で活躍している村俊英さんが担当しています。

ジプシーの娘で魅惑の踊り子 エスメラルダ

醜い容姿ゆえに人々に疎まれるカジモドの心の美しさに気づき、優しく接してくれたのはジプシーの娘エスメラルダでした。心優しい青年カジモドが一目ぼれする魅惑の踊り子。ときに激しく、ときにもの悲しい、華麗で妖艶な踊りは人々を魅了します。エスメラルダはお祭りでカジモドをかばったことをきっかけに、追われる身となってしまいます。
エスメラルダの吹き替え声優は劇団四季で活躍し、その後女優として活躍されている保坂知寿さんです。

アラン・メンケンによる重厚かつドラマティックな楽曲の数々

『ノートルダムの鐘』といえば、その音楽が魅力という方も多いほど、楽曲の注目度が高い作品です。毎年ディズニー映画をフューチャーした演目をお届けするディズニー・オン・クラシックでも、2022年に『ノートルダムの鐘』がメイン楽曲として取り上げられており、その音楽の素晴らしさを体験した人も多いでしょう。

19世紀ロマン派の音楽がモチーフとされ、加えて教会音楽の要素も用いられた重厚かつドラマティックな楽曲が物語の世界観を彩ります。『ノートルダムの鐘』の作曲家は、ディズニー音楽のレジェンド、アラン・メンケンです。彼自身も「私の今までの作品の中で、最も深みのあるオーケストレーションに仕上がった自信作」と述べるほどの名曲揃い！また、作詞を務めたスティーブン・シュワルツとアラン・メンケンは、『ポカホンタス』や『魔法にかけられて』でもコラボレーションをした名コンビです。

物語に欠かせない『ノートルダムの鐘』の代表曲

「ノートルダムの鐘（The Bells of Notre Dame）」
『ノートルダムの鐘』のオープニングに流れるこの曲は、カジモドとフロローが出会った経緯を歌によって伝えるシーンです。当初の予定は、カジモドとフロローがどんなふうに出会ったか、長い語りによって伝える、というものでした。しかし作詞家のシュワルツは、歌によって伝える、という方法を提案し、物語の始まりにぴったりの特別なオープニングとなりました。

「僕の願い（Out There）」
彼はノートルダムの外の世界を知ることを切望しており、その胸の内を悲しいバラード「僕の願い」で表現しています。独りぼっちのカジモドが、パリの街並みを見下ろしながら「みんなのいるところへ行きたい」と願う曲は、その壮大さとカジモドの想いにグッとくる一曲です。

「ゴッド・ヘルプ（God Help the Outcasts）」
ヒロインであるエスメラルダが、ジプシーして生きる苦しみや辛さを切なく訴える耳に残る美しい曲です。普通の幸せを求めるエスメラルダの願いが伝わります。

「天使が僕に／罪の炎（Heaven's Light/Hellfire）」
「天使が僕に」はカジモドが控えめな恋への憧れを歌う一曲です。僕の身には起こらないけど…と自分を卑下するカジモドですが、エスメラルダとの初めての出会いから恋への憧れが芽生えています。
「罪の炎」はフロローがエスメラルダに惹かれてしまい、抑えられない欲望を歌う恐ろしい一曲です。私か火炙りかという極端な二択で揺れ動く恐ろしいフロローの心情が炎の演出と共に表現されています。

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ディズニープラスで楽しめる『ノートルダムの鐘』の関連作品

ディズニープラスでは『ノートルダムの鐘』や続編となる『ノートルダムの鐘Ⅱ』、そして映画の楽曲を楽しめるオリジナル作品を配信中！映画の世界観がぐっと深まる関連作品を映画と一緒にぜひお楽しみください。

続編映画『ノートルダムの鐘Ⅱ』

春のお祭りが近づき、にぎわうパリ。ノートルダム大聖堂の鐘つきであるカジモドは、エスメラルダやフィーバス、彼らの息子ゼファーに囲まれて暮らしていました。そんなある日、街に邪悪なサルーシュが率いるサーカス団がやって来ます。カジモドは、サーカスで華麗なマジックを手伝う娘マデリンに惹かれていきます。が、そこには、サーカスの親方サルーシュの仕組んだ恐るべき策略が―。カジモドに訪れる、本当のハッピーエンドとは？ついに完結を迎える「ノートルダム」の物語を心ゆくまでお楽しみください。

『ノートルダムの鐘Ⅱ』

映像と歌詞を楽しめる ディズニー・ミュージック・ショーケース

『ディズニー・ミュージック・ショーケース』は、ディズニープラス限定の音楽ライブラリで、ディズニーの映画やアニメーションシリーズの名曲を映像と共に楽しむことができます。映画の名シーンと歌詞が表示されるため、一緒に歌いたくなりますよ♪
各シーズンごとにテーマが分かれており、シーズン1ではディズニー音楽のレジェンド、『アラン・メンケン特集』が紹介されています。エピソード16「僕の願い」とエピソード17「ノートルダムの鐘」は『ノートルダムの鐘』からの収録です。「僕の願い」は、ノートルダム寺院に隔離されたカジモドが外の世界での生活を夢見て歌う、想いが溢れる一曲。「ノートルダムの鐘」は、カジモドがノートルダム寺院にたどり着くまでの物語を歌った一曲です。ぜひ他のエピソードやシーズンと合わせて楽曲をお楽しみください。

『ディズニー・ミュージック・ショーケース』

『ノートルダムの鐘』の物語をディズニープラスで楽しもう

ディズニー・アニメーション作品の中でも隠れた名作としてファンの多い『ノートルダムの鐘』。素晴らしい音楽と美しい映像美で一度見た人を虜にすること間違いなしの名作です。ディズニープラスでは字幕や音声を切り替えて何度でもお楽しみいただけます。関連作品と合わせてぜひ映画をご堪能ください。

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