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ディズニープラスを10倍楽しむ!
公開日:2023.08.14 / 更新日:2023.11.27
アラン・メンケンによるディズニーの名曲・代表曲をディズニー映画の美しい映像とともに振り返ろう
誰もが知る名曲を生み出したディズニー音楽の巨匠、アラン・メンケン。世界的に名高い作曲家として知られる彼は、『リトル・マーメイド』『美女と野獣』『アラジン』など、ディズニー黄金期を築き上げた作品の音楽を担当し、映画の魔法を美しい旋律に乗せ、多くの人々に感動を与えてきました。ディズニー映画を語るうえで彼の音楽なしには想像できないほど、彼の楽曲は不可欠な存在となっています。
エミー賞®1回、グラミー賞®11回、アカデミー賞®8回、そしてトニー賞®1回を受賞するなど、その輝かしい受賞歴は彼の功績を如実に示しています。
アラン・メンケンは、日本にも何度か来日しており、ピアノ弾き語りによる貴重なソロコンサートやディズニー・オン・クラシックのスペシャルゲストとして登場するなど、生演奏や制作秘話を直接日本のファンにも届けてくれるなど、今なお生きる伝説としてディズニーファンから愛されています。
そこで今回は、アラン・メンケンの名曲や代表曲を、ディズニー映画の美しい映像とともに振り返ります。ディズニープラスでしか視聴できない特別な音楽作品もご紹介します。
目次
すべての作品が見放題
アラン・メンケンの名曲が彩る映画作品
ディズニー・アニメーション映画
『リトル・マーメイド』(1989年)
約30年ぶりにディズニープリンセスをフィーチャーし、ディズニー黄金期を築き上げたといえる『リトル・マーメイド』。そんな大ヒットを記録した『リトル・マーメイド』で、アラン・メンケンは初めてディズニー映画のアンダースコアを担当しました。カニのセバスチャンによるカリビアン音楽の影響を受けた軽快なリズムの楽曲から、深く感動的なバラードまで、海の世界や人間界への憧れを美しく表現しています。タッグを組んだのはオフ・ブロードウェイ時代から苦楽を共にした作詞家のハワード・アシュマン。本作の楽曲「アンダー・ザ・シー」でアラン・メンケンは自身初のアカデミー賞®を受賞しました。
・代表曲・
パート・オブ・ユア・ワールド(Part of Your World)
アンダー・ザ・シー(Under the Sea)
哀れな人々(Poor Unfortunate Souls)
キス・ザ・ガール(Kiss the Girl)
『美女と野獣』(1991年)
アニメーションとして映画史上初のアカデミー賞®最優秀作品賞にノミネートされ、最優秀オリジナル作曲賞、最優秀主題歌賞ほか、輝かしい受賞歴を誇るディズニー映画史上最高の愛と魔法の物語。アラン・メンケンはロマンスと魔法の世界観を、オーケストラルな要素と美しいメロディーで表現。繊細な楽曲は登場人物の心情を深く描き出し、物語のロマンティックなテーマを高めています。『リトル・マーメイド』から引き続きハワード・アシュマンとのタッグにより製作された楽曲は「朝の風景」「ひとりぼっちの晩餐会」「美女と野獣」の3曲がアカデミー賞®にノミネートされ、「美女と野獣」が作曲賞と主題歌賞を受賞しました。
・代表曲・
朝の風景(Belle)
ひとりぼっちの晩餐会(Be Our Guest)
愛の芽生え(Something There)
美女と野獣(Beauty and the Beast)
『アラジン』(1992年)
アラン・メンケンによるジャズやポップの要素が融合した楽曲は、アラジンの魔法の世界をエネルギッシュに演出。情熱的な旋律とリズムが、冒険とロマンスの物語に命を吹き込んでいます。当初アラン・メンケンとハワード・アシュマンは『アラジン』のすべての楽曲を制作していましたが、「フレンド・ライク・ミー」と「アラビアン・ナイト」が残され、ハワード・アシュマンが亡くなった後、ティム・ライスが「一足お先に」と「ホール・ニュー・ワールド」の歌詞を担当しました。「ホール・ニュー・ワールド(A Whole New World)」は、アカデミー主題歌賞のみならず、グラミー賞の主要部門である最優秀楽曲賞を受賞。さらに全米シングルチャート1位を記録する快挙を達成しました。
・代表曲・
アラビアン・ナイト(Arabian Nights)
フレンド・ライク・ミー(Friend Like Me)
アリ王子のお通り(Prince Ali)
ホール・ニュー・ワールド(A Whole New World)
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『アラジン』主題歌ホール・ニュー・ワールド(A Whole New World)
ちなみに…ディズニー作品で「ホール・ニュー・ワールド」以来となる全米シングルチャート1位を記録した曲をご存じですか?それは2021年公開の映画『ミラベルと魔法だらけの家』の挿入歌、「秘密のブルーノ(We Don't Talk About Bruno)」です。
この曲を作曲したリン・マニュエル=ミランダは、2023年公開の『リトル・マーメイド』でアラン・メンケンと初タッグを実現しています。
『ポカホンタス』(1995年)
舞台は17世紀初頭のアメリカ。ディズニー・アニメーション史上初めて歴史的な逸話をテーマにした人間愛と勇気あふれる物語。感動的で美しいメロディーに加え、民族楽器の音色などを取り入れることで、視覚的なストーリーテリングに対して音楽が更なる深みを与えています。
この作品でタッグを組んだのは『魔法にかけられて』『ノートルダムの鐘』でも作詞を担当したスティーヴン・シュワルツ。本作は「カラー・オブ・ザ・ウィンド」でアカデミー賞®を受賞していますが、実は2人がまず初めに作曲したのがこの曲「カラー・オブ・ザ・ウィンド」なんです。この曲の影響力は大きく、映画全体のテーマを決める手助けとなり、のちにはポカホンタスを代表する歌となりました。
・代表曲・
川の向こうで(Just Around the Riverbend)
心の耳で聞いてごらん(Listen With Your Heart)
カラー・オブ・ザ・ウィンド(Colors Of The Wind)
『ノートルダムの鐘』(1996年)
舞台は中世のパリ。ヴィクトル・ユーゴーの名作に着想を得て作られた、ノートルダム大聖堂の心優しき孤独な鐘つき男カジモドの冒険物語。
19 世紀ロマン派の音楽がモチーフとされ、加えて教会音楽の要素等も用いられた重厚かつドラマティックな楽曲が物語の世界観を彩ります。アラン・メンケン自身が「私の今までの作品の中で、最も深みのあるオーケストレーションに仕上がった自信作」と述べるほどの名曲揃い。「ノートルダムの鐘」や「僕の願い」、「ゴッド・ヘルプ」、「罪の炎」など心に響く壮大な音楽が魅力です。
・代表曲・
ノートルダムの鐘(The Bells of Notre Dame)
僕の願い(Out There)
ゴッド・ヘルプ(God Help the Outcasts)
天使が僕に/罪の炎(Heaven's Light/Hellfire)
『ヘラクレス』(1997年)
ギリシャ神話の昔。神となるただ一つの条件“本当のヒーロー”になるために、ヘラクレスが天地を駆けめぐる壮大な冒険ファンタジー!アラン・メンケンによるゴスペル音楽とロックの要素が融合した力強い楽曲は、ヘラクレスの英雄としての成長を劇的に描き出し、ギリシャ神話の世界観に現代的なタッチを加えています。作詞を担当したのは『ムーラン』などを手掛けたデヴィッド・ジッペルです。惜しくも受賞とはなりませんでしたが、「ゴー・ザ・ディスタンス」はアカデミー賞®にノミネートされました。
・代表曲・
ゼロ・トゥ・ヒーロー(Zero to Hero)
ゴー・ザ・ディスタンス(Go the Distance)
恋してるなんて言えない(I Won't Say (I'm In Love))
スター・イズ・ボーン(A Star Is Born)
『塔の上のラプンツェル』(2010年)
新しい世界へ踏み出す<勇気>のすばらしさを描いた、記念すべきディズニー長編アニメーション第50作目にふさわしい、美しく感動に満ちた物語。
「誰にでも夢はある(I've Got a Dream)」などラプンツェルの純粋で好奇心旺盛な性格と外の世界への渇望を、明るく感動的なメロディーで描いた曲から、ロマンティックなシーンで歌われる「輝く未来(I See the Light)」まで、ラプンツェルの心情の変化と成長を美しく表現しています。またテレビドラマシリーズ『ラプンツェル ザ・シリーズ』でも、アラン・メンケンが楽曲を担当しています。
・代表曲・
自由への扉(When Will My Life Begin?)
誰にでも夢はある(I've Got a Dream)
輝く未来(I See the Light)
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『塔の上のラプンツェル』の歌やキャラクターをストーリーとともに振り返り
アラン・メンケンによるディズニー実写作品
『ニュージーズ』(1992年)
1899年のニューヨークを舞台に新聞販売の少年たち“ニュージーズ”の奮闘を描く本作。ジャズや伝統的なブロードウェイスタイルを組み合わせ、当時の社会的背景と青年たちの情熱、友情、正義感を表現。アラン・メンケンの楽曲がストリートのエネルギーと若者たちの闘志を感じさせます。映画版、ミュージカル版ともに、必聴のアラン・メンケンの名作です。
『魔法にかけられて』(2007年)
おとぎの国に暮らす美しく純真無垢なプリンセスが、ある日突然、現実世界のニューヨークに放り込まれたら…。そんな夢のようなシチュエーションから始まる最高にハッピーなラブストーリー。手書きアニメーションの世界と実写の世界が行き来するだけでなく、現実世界の中にアニメーションのキャラクターが登場したりと実写とアニメの融合が実現した本作では、おとぎの国で暮らしていたジゼルが、現実世界で繰り広げるハッピーな歌やダンスナンバーが魅力
。クラシックなアラン・メンケンによるミュージカルナンバーと現実世界の映像が融合した、ディズニーファンに愛される名作です。
惜しくも受賞はなりませんでしたが、「歌ってお仕事(Happy Working Song)」「そばにいて(So Close)」「想いを伝えて(That’s How You Know)」の3曲がアカデミー賞®にノミネートされるなど快挙を果たしました。
・代表曲・
真実の愛のキス(True Love's Kiss)
歌ってお仕事(Happy Working Song)
想いを伝えて(That's How You Know)
そばにいて(So Close)
『魔法にかけられて2』(2022年)
大ヒット映画『魔法にかけられて』から約15年―ディズニーが贈る“最高のハッピーエンド”のその後を描く新たなストーリー!名匠アラン・メンケンの珠玉の音楽と軽快なダンスと共に、永遠に変わらない幸せよりも本当に大切なものをあなたにも気づかせてくれる心弾むハッピーミュージカルコメディ。
アラン・メンケンが新曲を描き下ろし、『アナと雪の女王』でエルサ役のイディナ・メンゼルが「ラブパワー(Love Power)」でパワフルな歌声を披露しています。前作から引き続き、本作にもディズニー作品にちなんだイースターエッグが数多く散りばめられています。『魔法にかけられて2』はディズニープラスで独占配信中ですので、ぜひ何度も視聴して探してみて下さいね。
『美女と野獣』(実写版)(2017年)
ディズニーが不朽の名作『美女と野獣』を完全実写映画化!スコア曲を担当するのはもちろんアラン・メンケンです。野獣が切ない気持ちを歌うバラード「ひそかな夢(Evermore)」、城の使用人たちによる楽曲「日差しをあびて(Days in the Sun)」、モーリス、ベルが劇中で歌い、エンドクレジットではセリーヌ・ディオンが歌う「時は永遠に(How Does A Moment Last Forever)」など新曲も書き起こされました。アニメーション作品のお馴染みの曲もアレンジが加えられ、実写の美しい物語を彩ります。
『アラジン』(実写版)(2019年)
世代を超えて愛され続ける『アラジン』をディズニーが空前のスケールで実写映画化! 胸躍る冒険と、身分を超えた真実の愛を描いた究極のエンターテイメント。
臨場感たっぷりの空飛ぶ絨毯で歌われた「ホール・ニュー・ワールド」やランプの魔人ジーニーとして加わったウィル・スミスによるヒップ・ホップ調の「フレンド・ライク・ミー」など、オリジナル曲のすばらしさを実写化によりさらにアップデート。ナオミ・スコット演じるジャスミンの力強いソロ曲、スピーチレス(Speechless)が新たに書き起こされました。
『リトル・マーメイド』(実写版)(2023年)
『リトル・マーメイド』『美女と野獣』などディズニー音楽の巨匠であるアラン・メンケン、そしてブロードウェイでの活躍でも知られ『モアナと伝説の海』『ミラベルと魔法だらけの家』などディズニー音楽の新潮流を担う鬼才 リン=マニュエル・ミランダが初タッグ。エリックのソロナンバー「まだ見ぬ世界へ(Wild Uncharted Waters)」、アリエルが地上で初めて歌う「何もかも初めて(For the First Time)」、そして「スカットル・スクープ!!(The scuttlebutt)」の3曲の新曲が登場しています。
こんな作品にも楽曲が登場!アラン・メンケンの多彩な音楽
『シュガー・ラッシュ:オンライン』(2018年)
アラン・メンケンはヴァネロペと天才レーサー・シャンクが歌う挿入歌「あたしの居場所(A Place Called Slaughter Race)」を作曲しています。ヴァネロペの素直な気持ちを歌った作品にとって欠かせない重要な楽曲。この曲が歌われるシーンでは、過去のディズニー作品と似た構図やオマージュと思われるシーンがたくさん出てきます。どんな作品と共通点があるか、探してみてくださいね。
『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011年)
マーベル作品にもアラン・メンケンによるミュージカルソングが登場します。それは、キャプテン・アメリカが戦時中に国債の宣伝活動をするミュージカルシーンで流れる「Star Spangled Man」です。『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』は、キャプテン・アメリカ誕生を描く初期の物語なので、マーベル作品を観たことがない方でも単独でお楽しみいただけます。アラン・メンケンの曲がどのようなシーンで流れるか、ぜひ映画の中でお楽しみください。
アラン・メンケンの音楽を映像とともに楽しめる、ディズニープラスだけの配信作品
『美女と野獣 30周年セレブレーション』
時代を超えて全世界で愛され続けるディズニー映画『美女と野獣』がアニメーション映画として初めてアカデミー賞作品賞にノミネートされてから30年目となるアニバーサリー・イヤーを記念したアニメーションと実写が融合したスペシャル番組。クラシックな物語からインスピレーションを得た新しいミュージカル・パフォーマンス、セット、コスチュームとあわせて、ファンに人気の高い映画を紹介します。
『美女と野獣』を含む数多くの作品を手掛けてきたディズニー音楽の巨匠、アラン・メンケンが参加し、カメオ出演も果たしているファン必見の番組です。
『ディズニー・ミュージック・ショーケース』
『ディズニー・ミュージック・ショーケース』は、ディズニーの映画やアニメーション・シリーズの名曲が映像と共に楽しめる音楽ライブラリ。ディズニーやピクサーの名曲をシーズンごとに特集し、メドレー形式で視聴いただける番組です。
シーズン1は『アラン・メンケン特集』、シーズン2は『プリンセス特集』、シーズン3は『ディズニー/ピクサー映画特集』、シーズン4は『ディズニー名作映画特集』、シーズン5は『ディズニー・チャンネル特集』、シーズン6は『ディズニー・チャンネル・オリジナル・ムービー特集』をお楽しみいただけます。
ディズニー・オン・クラシック
「ディズニー・オン・クラシック」は、毎年さまざまなテーマで開催されるディズニーの音楽祭。アラン・メンケンの楽曲やディズニー映画をフィーチャーしたり、幅広いディズニー音楽をお届けする毎年大人気のコンサートです。ディズニープラスでは過去の「ディズニー・オン・クラシック」の映像を見放題でお楽しみいただけます。会場で鑑賞したあの回をもう一度見たいという方も、鑑賞できなかった回を見てみたいという方も、ぜひディズニープラスで「ディズニー・オン・クラシック」の演奏と映像をお楽しみください。
ディズニー・オン・クラシック特集!ディズニープラスで観られる歴代公演を紹介
アラン・メンケンの珠玉の音楽をディズニープラスで
アラン・メンケンの素晴らしい音楽は、ディズニーの映像とともに楽しんでこそ。ディズニープラスの映画や特別番組でアラン・メンケンの音楽をぜひ堪能してください。
ディズニープラスとは
Disney+ (ディズニープラス) は、ディズニーがグローバルで展開する定額制公式動画配信サービス。ディズニー、ピクサー、マーベル、スター・ウォーズ、ナショナルジオグラフィックの名作・話題作に加え、スターブランドとして大人が楽しめるドラマや映画も。ここでしか見られないオリジナル作品も見放題。
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