2020.10.08

アカデミー歌曲賞特集！ディズニー&ピクサー歴代受賞作品と名曲を振り返る

毎年2月頃に受賞作品が発表される映画の祭典アカデミー賞。2020年2月に開催された第92回アカデミー賞では、松たか子さんら世界のエルサが、アカデミー賞®授賞式で歌曲賞にノミネートされた『アナと雪の女王2』のメイン楽曲「イントゥ・ジ・アンノウン」で圧巻のパフォーマンスを披露したことも大きな話題となりました。
時にハッピーに、時に切なく物語を彩る曲たちは、ディズニー映画に欠かせない存在。また、ディズニーのアニメーション史を語る上で外せない存在が巨匠アラン・メンケンです。これまでアカデミー賞に輝いてきた数々の曲を時系列にご紹介します。

＜受賞ジャンルごとに見たいはコチラ＞
長編アニメ映画賞 歴代受賞作品
短編アニメ賞 歴代受賞作品

アカデミー歌曲賞 歴代受賞作品

ディズニーとピクサーのアカデミー歌曲賞歴代受賞作品をご紹介します。過去にどんな作品が、どんな歌が歌曲賞受賞したのか？ ぜひチェックしてみてくださいね！

星に願いを『ピノキオ』（1940年）

イキイキとしたアニメーションで描かれる個性的なキャラクターたち。時代を超えて愛され続けるディズニー屈指の名作です。アカデミー賞を受賞した「星に願いを」は、劇中でコオロギのジミニー・クリケットが歌った1曲。今や誰もが聞いたことのあるメロディとなり、ディズニーを代表する曲として世界中で歌い継がれています。

ジッパ・ディー・ドゥー・ダー『南部の唄』（1946年）

チム・チム・チェリー『メリー・ポピンズ』（1964年）

実写とアニメーションがおりなす革新的な音楽＆ダンス。2019年には続編『メリー・ポピンズ リターンズ』が公開され、世界中に再び「メリポピ」ブームを巻き起こしたミュージカル映画『メリー・ポピンズ』。主題歌「チム・チム・チェリー」をはじめ、第37回アカデミー賞では5部門（主演女優賞、歌曲賞、作曲賞、編集賞、視覚効果賞）に輝きました。

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『メリー・ポピンズ リターンズ』

アンダー・ザ・シー『リトル・マーメイド』（1989年）

ディズニープリンセス・アリエルと行動を共にしているカニのセバスチャンが、陽気なメロディにのせて歌い上げる1曲。アラン・メンケンが手がけたこの曲は、彼にとっての初めてのアカデミー賞受賞曲でもあります。

ビューティー・アンド・ザ・ビースト『美女と野獣』（1991年）

劇中で、ベルと野獣が惹かれ合う様子をポット夫人が美しく歌い上げる名曲。印象的なダンスシーンでも使用され、人々に深い印象を残しました。こちらの作曲もアラン・メンケン。うっとりするような美しいメロディとときめく歌詞は必聴です。

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『美女と野獣』（実写版）

ホール・ニュー・ワールド『アラジン』（1992年）

『アラジン』といえばこの曲！ というほど世界中で愛されているデュエット・ソング。アラジンとジャスミンが魔法の絨毯に乗って夜空を旅する様子と相まって、2人の心が近づくシーンを盛り上げます。2人の掛け合いが楽しいサビの部分は特にグッときますよね！　2019年に公開された実写版では、日本語吹き替え版の声優を務めた中村倫也さんと木下晴香さんの歌唱力の高さにも注目が集まりました。こちらの作曲も巨匠アラン・メンケンによるものなんですよ。

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『アラジン』（実写版）
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愛を感じて『ライオン・キング』（1994年）

イギリスのミュージシャン、エルトン・ジョンが作曲した『ライオン・キング』を代表する1曲。物語がクライマックスへと向かう直前、成長したシンバとナラが再会したシーンで流れるロマンティックなラブソングです。恋に落ちるふたりの様子がしっとりとしたメロディにのせて伝わってくるシーンは何度観てもステキ♪

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『ライオン・キング』（実写版）

カラー・オブ・ザ・ウィンド『ポカホンタス』（1995年）

自然の中に生き、自らの運命に向き合うポカホンタス。新たなディズニープリンセス像を築いた彼女が歌う「カラー・オブ・ザ・ウィンド」は、観る人、聴く人すべてに生きる意味を問いかけ、勇気を与えます。アラン・メンケンの手腕が遺憾なく発揮された壮大な曲です。

You'll Be in My Heart『ターザン』（1999年）

エドガー・ライス・バローズの小説を、ディズニーが壮大なアニメーションに映画化した『ターザン』の主題歌。イギリスのミュージシャン、フィル・コリンズが作曲し、アカデミー歌曲賞を受賞した名曲です。自然の中で育ったターザンの心の美しさを感じさせるやさしい歌声と、雄大なメロディが心をときめかせてくれます。

君がいないと『モンスターズ・インク』（2001年）

コミカルなメロディと掛け合いがとっても楽しい一方で、「君がいないとダメだ」と絆を感じさせる歌詞がたびたび登場し、心を打ちます。日本語吹替版では、石塚英彦さんと田中裕二さんが見事に歌い上げています。

僕らはひとつ『トイ・ストーリー3』（2010年）

やわらかなメロディと歌声に乗せて、仲間思いのウッディが語りかけてくれるような、力強さを感じさせる歌詞が印象的。シリーズを象徴する歌詞が素晴らしい名曲です。第83回アカデミー賞で長編アニメ映画賞と歌曲賞のW受賞を果たしました。

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レット・イット・ゴー『アナと雪の女王』（2013年）

社会現象にまで上り詰めた「レット・イット・ゴー」。劇場公開から瞬く間にディズニーの中でも最も有名な曲の1つとなりました。実はディズニーとしては『アナと雪の女王』が初の長編アニメ映画賞受賞だったのですが、同時に歌曲賞もWで受賞した喜ばしい作品だったのです。

リメンバー・ミー『リメンバー・ミー』（2017年）

ストーリーの鍵にして、何度も登場する1曲。一度聴けばしっとり心に住み着くような、キャッチーなメロディと切ない歌詞が印象的です。日本語吹替版ではミゲルの吹き替えを担当した石橋陽彩さんが、素晴らしい透明感のある歌声で披露し感動を呼びました。またエンドソングとして起用されたシシド・カフカさん×東京スカパラダイスオーケストラのコラボバージョンも話題になりました。

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ディズニー＆ピクサーの歌や音楽を見放題・聴き放題で楽しもう

ディズニープラスでは、アカデミー賞受賞作品以外にも曲を楽しむことができる映画作品やオリジナル動画を多数配信しています。その中でも特にディズニーミュージックをより深く味わっていただくことのできる、ドキュメンタリー作品を2つご紹介します。

『ディズニー映画の名曲を作った兄弟：シャーマン・ブラザーズ』

『メリー・ポピンズ』『くまのプーさん』『ジャングル・ブック』「イッツ・ア・スモールワールド」などディズニーの映画やテーマパークの数々の名曲を作り、アカデミー賞(R)、グラミー賞など数々の賞を受賞した伝説の音楽家シャーマン兄弟の生涯を描いたドキュメンタリー映画です。作詞家の兄ロバート、作曲家の弟リチャードの兄弟はどのようにして数々の名曲を作り、称賛されるようになったのか。名曲誕生に隠されたエピソードを、リアルなドキュメンタリー映像とともにお楽しみください。

『ハワード －ディズニー音楽に込めた物語－』

「美女と野獣」の製作者、ドン・ハーン監督による、ハワード・アッシュマンの知られざるストーリーを追ったディズニープラスオリジナル作品。ハワードは、ディズニーの名作「アラジン」、「美女と野獣」、「リトル・マーメイド」の才能あふれる作詞家であり、 「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」などのミュージカルを制作した。未公開映像や、プライベート映像と写真、家族や友人のインタビューを交え、ディズニーの伝説である彼の人生、創作への意欲、楽曲ができる過程に焦点を当てる。

世界が注目する映画の祭典アカデミー賞。来年のノミネート作品、そして授賞式が待ち遠しいですね。それまではディズニープラスで音楽と映画のマリアージュをお楽しみください。

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